夏の季節には色々な場所で夏祭りが行われるため、自分用の浴衣を用意して着付けをしたいと考えている方は少なくありません。しかし教えてもらった通りに来ているつもりが、衿が浮いてしまったり、おはしょりがもこもことした状態になるなど着付けのトラブルが起こってしまう場合は多いです。そんなトラブルを改善するためのポイントとして重要となるのが、腰紐の結び方といわれています。
浴衣の着崩れやおはしょり、衿浮きといったトラブルの多くは腰紐を結ぶ位置と結び方で解決できる場合は多いとされ、腰紐を腰骨に引っ掛けて充てることがポイントになります。着物の袖を通して上前を右側に持ってきたら、次に腰紐を取り出します。腰紐は体の右脇の腰骨の一番高いところにひっかけて右手で押さえます。次に左手で紐を張りながらお腹に密着させるようにして左脇にもっていき、背中側で交差させて最後に前で蝶結びすることで着崩れを防いでくれるといわれています。
着付け教室に女性が通う理由は着用の仕方を知るためとキャリアアップのため、そして礼儀作法を知るためです。着用の仕方を知る理由は仕事の都合上や好奇心など人によってその事情は様々ですが、教室に通っている人たちのほとんどが着付けを知らないという共通点があります。
独学でも身につけられるものの、プロの教えを受けたほうが効率的です。キャリアアップは冠婚葬祭の仕事をしている人に多い理由で、実際にブライダルやホテルでは着付けの取得が推奨されています。礼儀作法は着付けを鍛えていくうちに身についていくスキルです。着物は洋服と異なり、歩き方や物の持ち方にもコツが要ります。そうした所作を学んでいるうちに何気ない仕草も美しくなり、同時に自然と礼儀も正しくなっていくものです。
これは独学では手に出来ないメリットだといっても過言ではありません。先生の指導を受けるだけでなく、先生の真似をしていくだけでも立ち振る舞いは綺麗に仕上がっていきます。
◎2023/6/1
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◎2021/10/7
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>着付けの習い事はコースの種類がいろいろある
>初心者が習い事で着付けを始めても大丈夫か
>習い事をしたいなら着物の着付け教室を受講しよう
>習い事で着付けを学ぶ際に必要なものを確認
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◎2021/5/7
浴衣の着付けの悩み
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◎2020/12/23
知っておきたい「裾よけ」とは
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◎2020/10/28
知っておきたい「しみ抜き」
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◎2020/09/15
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